2012年1月20日金曜日

2012_01_19の気になる事

Facebook Finally Beats Google’s Orkut in Brazil
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≪コメ≫
遂にブラジルで『Facebook』が『Orkut』を抜いたとな。
一年前は月間ビジターで2000万人の差があった。
日本も年末にはmixiを抜いてもおかしくないね。
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「Facebookは単なる情報の共鳴室以上の存在
 ―Facebook、バイラル過程の社内研究を発表
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≪メモ≫
またレポートは主要な発見の一つとして
「弱い絆〔関係の遠い情報源〕の方が強い絆〔関係の近い友だち〕よりも
ユーザーのフィードに新しい情報をより頻繁にもたらしている。
逆に強い絆は情報拡散の回数がより多い」と述べている。
私にはこれは当然に思える。
読者にも普段さほど頻繁に交流しない知り合いが何百人もいるだろう。
そういう人々は様々に異なる背景を持っているので
読者の知らない新しい情報を投稿してくる可能性が高い。
逆にいつも交流しており、
読者の考え方や好みをよく知っている親しい友だちの場合、
投稿にコメントや「いいね!」を付けてくれる可能性が
そうでない友だちよりずっと高い。
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2012年は「インスタント社会」へのパラダイムシフトが起きる
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≪メモ≫
常に肌身離さず持ち歩くスマートデバイスと、
データをいつでもどこでも自由に取り出せるクラウド、
消費者の隙間時間を埋めるソーシャルメディア、
SCS (Smart Device + Cloud + Social Media) によって
消費者の価値観は大きく変わっていくと予想している。


・スマートデバイスで世界中の情報に手軽にアクセスする。
・SNSで友達になるという感覚が手軽になる、友達の解除も手軽になる。
・情報コンテンツを手軽に共有する。
・「感動した」「考えさせられる」と手軽に共感する。


こういった行動が積み重なり、人々の行動や価値観に影響を与え、
手軽で簡単な物が求められる「インスタント社会」が到来する。
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多くのコンテンツが「無料」で提供されるインターネットにおいて、
時として「時間」は「お金」より重要な「価値」を持つようになる。
その貴重な「時間」を「お金」で買おうとする。
あるいは難しい物を簡単にするためにお金を使うようになる。
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単純にタイムラインに流れてきた物を「読む」だけでなく、
情報のソース、発言の意図などを踏まえて総合的に理解する
「批判的読解力」を意識して身につける必要があるだろう。


有識者と自分が判断した人物からの発言に「イイね」をしたり、
簡単なコメントを添えるだけで、それを「理解」したと錯覚する。
「情報」を得ただけなのにインスタントに「知恵」が付いたと錯覚してしまうのだ。
インプットだけでなく、アウトプットをする習慣をつけることで、
こういった錯覚に陥らずに済むだろう。
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≪コメ≫
ヤバッ!もっと、アウトプットを習慣付けないと。。。。
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フリー、シェアの次に何がくるのか?
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≪メモ≫
上記のタイトルをザッとみただけでも、2つの大きな方向性があります。
ひとつはフリー/シェアを使ったビジネス(価値)創出、
もうひとつがフリー/シェアによる無料経済(貨幣経済に対する信用経済)の出現。
これらは一見、逆のベクトルのようにも見えますが、
実際には相補的な関係にあるのがポイントだと思います。
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僕は「貨幣経済としての」マーケットの規模は縮小するのではと思っています。
だからある尺度から見ればみんな貧乏になる。
でもお金がなくても出来ることや手に入れられるものや
体験できることは格段に増えると思うし、
それでいいんじゃないか、という仮説を持っています。
非貨幣経済が成長して、給料が10分の1になっても
非貨幣経済圏で得られる利便が10倍になればチャラにならないか、
というわけで、結局、人々の幸せというか厚生レベルが上がり、
貨幣+無料経済市場の総体は拡大し成熟するのではないか、と。
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近藤淳也氏から学ぶ、
 はてな流「ビジネスアイディアを考える」ための3つのポイント
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≪メモ≫
この、はてな流のワークショップの最大の特徴は
「一人で考える時間とチームで考える時間を交互にとること」です。
一人で思考する時間をちゃんと設けることによって
声の大きな人の意見やリーダーだけの考えに流されずに
各メンバーが考えるアイデアがしっかりと共有出来るという点です。
実際にこの緩急をつけたアイデアブレストによって、
より濃密な議論が出来たと身を持って感じております。
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はてなCEO近藤氏による講演“サービス設計における3つの思想”


1.具体的な問題を解決する
近藤氏自身がはてな人力検索を作ったキッカケを言及し
「誰のどんな課題を解決するか」という点が
具体的であれば有るほどサービスに魅力を感じると述べておりました。
顧客が明確化されていないものや、
そこにマーケットがあるからという理由で始めるサービスよりも
起業家の世の中に対して解決したいと考えているものへの
情熱が乗っているサービスのほうが伸びるのを何度も見ていると
ビジョンの大切さについて言及しました。


2.とにかくユーザーを増やす
つまりどんな素晴らしいサービスもやはり収益化しないと続かないということです。
収益化のためにはユーザー数が必要ということで、
無料でも何でも何よりもまずユーザー獲得を意識して
サービスを進めていくというお話でした。
初期のはてなは受託開発で売上を立てていき、
その利益をユーザー数に耐えうるサーバーを買うことに費やしていたそうで、
ユーザーを集めることに集中したからこそ
サービス自身からの収益化が達成できたと言います。


3.強みを組み合わせる
スタートアップの創業当時の人材は万能型の人材が比較的多いが、
人が増えていき会社を成長させる上では能力が尖った人も増えてきます。
このとき必要なのはそれぞれの強みを上手く組み合わせること。
メンバーの出来ない部分を指摘するのではなく、
強みを伸ばしてそれぞれのメンバー間で化学反応を起こしていくことが重要です。
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≪コメ≫
「一人で考える時間とチームで考える時間を交互にとる」ブレストはいいかも。
新規事業を考えるのならば、
「誰を幸せにするのか?=具体的な問題を解決する」って事は必須ですね。
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2つのサービス撤退から得られたもの。
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≪メモ≫
当たり前ですが、下記の3つが揃わなければサービスの継続は難しいと肌で感じました。


・なんの課題を解決するのか、明確にすること。
・想いをもってリソースを投下し、やり続けること
・十分な市場規模があるところにタイミングよくサービスを投下すること


そして、パートナーと事業を進めるときはビジョンを共有できるかどうか、
そして同じ温度感で進み続けられるかどうか。


会社が提供するサービスは、時代に合わせて変わっていくものだと考えています。
その中で残るのは、開発、運営のノウハウ、取引先とのアカウント沢山あります。
そのサービスを失敗と定義するか、
成功と定義するか、それは辞めるときにわかることです。
サービス自体は終了しても、その中で会社に蓄積されたものが財産となっています。
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≪コメ≫
問題解決、想い、そして、タイミング。。。。
タイミングはホント難しいと常々思います。
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モバイル広告の掲載をパブリッシャー同士で
 直接取引させるChartboostが日本語/中国語/韓国語版を
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≪メモ≫
モバイルアプリに広告という収益源を提供するサービスだが、
一般的な広告ネットワークと違ってChartboostは、
ゲームのパブリッシャー同士で広告在庫の直接取引をさせる。
あいだに広告ネットワークが介在しないから、大きなマージンを取られることもない。
フリーミアムタイプのサービスで、
直接取引や一社内のクロスプロモーションに使うのは無料、
Chartboostをオプトイン型の広告ネットワークとして利用して、
Chartboost上で自分のアプリの一般的な広告展開をする場合には、
ふつうに料金(マージン)を取られる
(もちろん限られたクロスプロモーションよりは
 広告の到達数(インプレッション)は多くなる)。
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